留学de失敗!〜住居編〜 ゴーストハウス

汚れた壁ドイツ
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留学での失敗談パート3だ。今日は住居編。やっぱり住むところは重要だよね。そんな住居選びで失敗した話。他の失敗談も紹介しているので、気になる人はチェックしてみてね。

【留学de失敗パート1 住居編 不倫相手と住むことになったらどうなる?

【留学de失敗パート2 友達作り編 帰ってきたら誰もいない

留学de失敗 ゴーストハウス

俺はドイツに来て、住むところを失うという経験をした。一緒に住む相手をよく考えなかったから起きた悲劇だ。詳しくは、留学de失敗パート1で紹介してるので、気になる人はチェックしてみてね。

不倫相手のもとから逃走して、一ヶ月間のホステル暮らしをしていた。その間に、なんとか新しい住居を見つけることができた。

良かったのだが、そのアパート(ドイツ語ではWohnung)が問題だった。

その問題というのが、古さ。めちゃくちゃ古いアパートだったのだ。

朽ち果てた感満載のアパート。玄関口に飾り付けられた謎のお面たち。いかにも幽霊が出そうなアパート。

なので、俺は密かにこのアパートのことを「ゴーストハウス」と呼んでいた。

ちなみに、幽霊が出たとかパラノーマルなアクティビティがあったとか、そういうのは一切なかった。

家賃は破格の150ユーロぽっきり。とっても安い。信じられないくらい安い。ドレスデンに住もうと思ったら、一般的なシェアハウスで月300ユーロくらいは必要だろう。なんと相場の半額。その安さにつられて入居を決意した俺だった。

問題は、設備の古さ。何が具体的に問題だったのかは、次の章で紹介していく。

ゴーストハウスの仕様

基本構造

ゴーストハウスはドイツの学生の間で一般的なルームシェアハウス。こちらではWGと呼ぶ。

5階建てのアパートで、俺の部屋はその最上階。

一緒に住む相手は大学で数学を専攻する学生だった。

基本的な構造は、俺の部屋と相手の部屋。物置部屋に、共同スペースとしてキッチンがあった。物置部屋に通じる通路にシャワーするスペースがあった。

WGとしては申し分ない。一人で住むには十分なスペースがあり、共同スペースとして利用できる広々としたキッチンもあった。

ただ、問題は設備だ。詳しくみていこう。

暖房

このアパートには、ドイツで一般的なセントラルヒーティングの暖房がなかった。

では、どうやって暖をとるのかというと「カッヘルオーフェン」だ。

カッヘルオーフェンとは、暖炉のこと。けど、一般に想像するような火がみえる暖炉ではなく、タイル張りのボックス型暖炉だ。ドイツのお城とかに残っている、古い暖房システムだ。

下部に鉄の小さな扉がついていて、そこから炭を投入して使う。炭はスーパーで専用のものが購入できる。

カッヘルオーフェンを初めて知った俺は、テンション爆上がり。暖炉なんて夢みたいと思った。

このカッヘルオーフェンも入居の決め手だったのだが、後々自分の決断を恨むようになる。

というのも、冬はめちゃくちゃ寒いのだ。カッヘルオーフェンの暖かさの持続時間は6時間ほど。火を点けてから暖かくなるまでに1時間くらいは少なくともかかる。ということで、朝起きるとめちゃくちゃ寒い。極寒だ。

朝は時間がないし、すぐ出かけるので、寒いまま着替え。まぁ、これは仕方ない。

けど、帰ってきてもずっと寒い。暖かさが恋しい。昔の人はよくこれで生活できたなと感じたものだ。

まあ、それでもなんとか生活はしていたが、やっぱりセントラルヒーティングの普通の暖房には敵わないな。

ということで、まず暖房がダメダメだった。まぁ、このカッヘルオーフェンのおかげで家賃が安いのだけれど。

このカッヘルオーフェンを使って過ごした日々は、なんだかんだ言って良い思い出になった。次引っ越すなら、カッヘルオーフェンと普通の暖房がついている部屋にしたい。

シャワー

このゴーストハウスに住んでいて、一番辛かったのがシャワーだ。

なんか不思議なシャワーで、使う40分前にヒーターのスイッチをONにする必要があった。もう、これがストレス。シャワーするだけなのに、長い時間待たなきゃならない。

そして、いざシャワーとなっても問題が。水がチョロチョロとしか出ないのだ。おまけに水の使用制限あり。

結構強めの水圧が好きな俺。チョロチョロとしか出ないシャワーにストレス。めっちゃ寒いし。

おかげでシャワーを浴びない日が増えていき。浴びたとしても全然スッキリしない。

浴槽がないのは我慢できる。が、チョロチョロシャワーは我慢ならなかった。

住む前に確認しなかった俺のバカ。ということで、一番キツかったのがシャワーだ。

トイレ

トイレも地味にしんどかった。というのも、共同トイレなのだ。しかも、廊下に設置されている。

トイレに行く度に、靴を履いてアパートを出て、というのがストレスだった。しかも冬はめっちゃ寒い。

これは住む前から知っていたし、共同トイレ自体は大丈夫なのだが。他のストレスも相まってか、結構なストレスに感じた。

教訓

さて、この経験から学べることはなんだろうか?ということで、教訓をまとめてみた。

安さだけじゃない、住まい選び

安いアパートにはそれなりの理由がある、ということを体感した。当然ちゃ当然だけど。

明らかに相場より安いアパートを借りるときは、それなりの心構えが必要だな。

当時の俺はホステル暮らしだったし、とにかくどこでもいいから住むところを見つけなきゃと焦っていた。そこに格安の物件を見つけたものだから、即決。

ゴーストハウスは、今となっては良い思い出だ。家なき子だった俺を救ってくれた訳だし。

けど次新居を探すとなったら、安さはもちろん重要だが、それだけじゃないということも忘れないようにしたい。

特に水回りは要確認

水回りのチェックは怠ってはいけない。とくに、シャワー。シャワーが使いにくいというのは死活問題。

ついでにトイレもチェックしておきたい。まぁ、一般的なシェアハウスならほとんど問題ないと思うけど。

俺はシャワーの重要性を侮っていた。やっぱりシャワーで一日の疲れをスッキリ落としたい。それができなくなったのは大きかった。

ということで、水回りは要チェックだ。

気をつけたい、WarmmiteとKaltmiete

ドイツにはWarmmieteとKaltmieteというものがある。Mieteとは「家賃」のことで、Warmとは「暖かい」、Kaltとは「冷たい」を意味する。

直訳すると「暖かい家賃」と「冷たい家賃」ということになるが、どういうことかというと・・・

光熱費を含むか含まないか」ということだ。

Warmmieteが光熱費込み家賃のこと。Kaltmieteは光熱費が除外されている家賃のことだ。後から上乗せされるので、支払う金額は高くなる。

一見、安く見えてもKaltmieteということも。なので、表示されている家賃が一体どっちなのかを忘れずにチェックしたい。

終わりに

今日は、アパート選びで失敗したという体験を紹介した。日本から留学するときは、アパートの下見が難しいと思うので、写真などでよく確認しよう。基本的に、大学のシェアハウスは設備もしっかりしていて、家賃も安いので安心して借りていい。けど、俺のように自分で探す場合、俺の体験を参考にしてもらえると嬉しい。

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