現代のタイプライター!ポメラDM30をレビュー

ポメラDM30雑記
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俺のポメラ愛が止まらない! 俺はポメラDM20からのポメラ愛用者。そう、ポメラニアンなのだ。長年使っていたポメラだったが、いろいろ訳あって捨ててしまった。それを不憫に思った彼氏が、先日の誕生日にポメラの最新機種をプレゼントしてくれたのだ。とっても嬉しい。これでまた心置きなく文章を書くことができる。

ということで、今日はニッチな商品「ポメラDM30」の紹介。ちなみに、DM30はもう既に製造・販売終了している。が、まだAmazonでは在庫が残っているのか購入可能な模様。価格も大幅値下げされているので(人気なかったからかな?)、買うなら今がチャンスかもしれない。気になる人がいたらチェックしてみてほしい。

ちなみに、「ポメラDM30の便利な機能5選!」という記事で、ポメラの便利な機能を紹介しているので、気になる人はチェックしてみてね。

ポメラとは

ポメラとは、キングジムが開発・販売するデジタルメモのこと。製品名は「ケット・モ・イター」の頭文字で、書くことに特化した文章の作成専用機だ。まさに現代のワープロ!デジタルなタイプライターなのだ。

ポメラシリーズは2008年に発売されたDM10に始まり、後継機が次々に発売され、2018年に10周年を記念して発売されたDM30が最新機種となっている。ポメラシリーズはキーボードが折りたたみ式になっていて、それがトレードマークになっている。

変種もあって、DM100〜200がそれにあたる。市場では評判の高いシリーズで、後から発売されたDM30が販売終了となっても未だに販売が継続されている。

ポメラシリーズは「いつでもどこでもすぐメモる」をコンセプトに、ニッチな、けれども非常に実用性の高い商品を展開してきた。パソコンやタブレットの高機能化・多機能化が進む現代で、あえて機能を削ぎ落とすことで成功を納めたシリーズなのである。

ポメラDM30のスペック

ポメラシリーズ発売から10周年を記念して発売されたDM30。スペックは以下の通りである。

キーボード3つ折り式、観音開き
本体メモリ8GB
ディスプレイ電子ペーパーディスプレイ
バッテリー単3アルカリ電池
駆動時間約20時間
大きさW156×D126×H33
重さ450g
インターフェイスUSB接続
メモリーカードスロットSD/SDHC

DM30の良いところ7つ

実際にポメラDM30を使って良かったところを挙げていきたい。以下の、7点である。

・電子ペーパーディスプレイが目にやさしい
・電池駆動式
・バッテリーの持ち
・キーボードの打ち心地
・軽さ
・余分な機能の削ぎ落とし
・アウトライン機能

電子ペーパーディスプレイ

ポメラDM30で初めて採用された電子ペーパーディスプレイ。Kindleなどを持っている人は分かると思うが、この電子ペーパーがとってもきれい。太陽光の下で使っても画面からの日光の反射がなく、実に快適に使える。俺は発光する液晶画面での作業がイヤなので、これはポイントが高かった。そうした理由から、DM200は最初から候補になかった。まぁ、発光さえしなければ電子ペーパーでなくてもよかったのだが。目にやさしいので、長時間使っていても目が疲れない。それに集中力もあがる気がする。

ポメラdm30

電池駆動式

電池駆動というのも、俺の中ではポイントが高い。というのも、いちいちケーブルに繋いで充電する必要がないし、乾電池なら交換すればすぐに満タンになるからだ。外出先でバッテリーが切れたら、すぐにコンビニなどで買えるし、電池のストックを用意しておくことも可能。電池は軽いし小さいので、持ち運ぶのにも苦労しない。エネループの電池も使えるので、環境に配慮、電池代を節約したい人はそちらを使えばok。電池駆動式の電子機器が減っている昨今、実にありがたい。

バッテリーの持ち

バッテリーは約20時間持つ。俺のMacbook airだと8時間くらいが限界なので、ありがたい。これなら出先でも安心して使えるし、バッテリーの減りを頻繁に確認する必要もない。毎日3時間から4時間程度使っているが、一週間ちょっとは電池の交換なしで使える。使っては充電し、使っては充電し、という一連の作業がなくなるので、ストレスが減る。

キーボードの打ち心地

ポメラは折りたたみ式のキーボードを搭載しているが、このキーボードの打ち心地がなんとも良いのだ。よく考えられたギミックのおかげで、キーボードがたわむというこもなく、パソコンのキーボードと同じ感覚で打鍵できる。Macbook airのキーボードがスラーっと打つ感じに対して、DM30のキーボードはカタカタと打っている感がある。ちなみに、どちらも気に入ってる。DM20のキーボードと比べると、圧倒的に打ち心地は改善されているように思う。書いていると、もっと書きたくなるような打ち心地だ。

ポメラdm30

軽さ

DM30は小さくて軽い。なのでポンっとかばんに入る。450gなので、普通のパソコンの半分以下の重さだ。俺は移動するときはリュックサックを使うので、それだと入っているか分からないレベル。Macbook airを入れると、ズッシリと両肩に重さを感じるのに。「いつでもどこでもすぐメモる」をコンセプトにしているので、そのコンセプト通り携帯性はすばらしい。

余分な機能の削ぎ落とし

ネットの機能やWifi機能が搭載されていないというのも、ポイントが高い。Wifiはあると便利かもしれないが、他の電子機器と繋がっている感覚がイヤなので、俺にとっては嬉しい。ネットの機能がついていないのは、文章作成に特化したマシンならでは。今はスマホがあるし、集中力の妨げにならないのでポイントが高い。ただ、調べ物をしながらなにかを書くという人にとっては不便かもしれない。まぁ、そういう人は最初からパソコンを使うか。

アウトライン機能

使ってみて、意外に便利だったのはアウトライン機能。DM100〜のシリーズには登載されていたのだが、DM30にも搭載された。俺が卒論を書くのに使ったDM20にも搭載されていたらよかったのに。この機能、非常に便利。文章の構成が一目でわかるし、なによりWordPressと互換性があるのだ。俺は初期設定のままの#タグを使ってアウトラインを作っているのだが、wordpressに文章をコピペすると見出しが自動で生成される。例えばh2見出しを作りたいとき、ポメラで#タグを2つ使って見出しを作る。h3見出しなら、#タグ3つだ。という感じで、ポメラで見出しを作っておけば、wordpressで自動的に見出しが作られる。使い方もとっても簡単なのですぐに慣れる。予期せぬ嬉しい機能だった。

DM30の残念だったところ3つ

続いてはDM30の残念だったところの紹介。以下の3点が挙げられる。

・起動時間の遅さ
・変換が少しおバカ
・表示遅延

起動時間の遅さ

ポメラDM30は起動に少し時間がかかる。電源を入れてからおよそ8秒。まず画面がチカチカと白黒に点滅して、それからパスワード入力画面が表示される。たった8秒、されど8秒。DM20は開いた瞬間に書き始めることができたので、少し残念だ。最初のうちは、キーボードを開く時間もあるので気にならないだろうと思っていたが。頻繁に電源をオンオフすることはないので、大した問題ではないが、毎回少し待たなきゃならないのが少しストレスだ。

変換が少しおバカ

日本語入力システムとしてAtokを採用しているが、変換が少しおバカだ。うわっ、そんな変換するのねと噴き出しそうになることもある。俺は文節ごとに変換をしていくので、そんなに気にならないが、長文を一気に変換するタイプの人にとってはストレスになる感じ。日本語入力に特化したマシンなので、カタカナ語には弱い。これは仕方ないのだけれど、ドイツ語の単語は全然うまく変換できない。単語登録を地道にして、時間とともに使いやすい自分好みのポメラにしていくしかない。

表示遅延

このポメラは表示遅延が最大の問題だ。この問題がDM30のユーザビリティ全体に影響を及ぼしているように思う。まず、キーボードで文字を打ち込むと少し遅れて表示される。これは慣れてくると気にならなくなるので、あんまり問題視していない。打ちこぼしもないので、打ってしまえば、若干遅れて表示されるという感じ。

ただ、表示遅延のせいで、削除しすぎたり、カーソルを見失ったりする。これがなかなかストレス。変換するときも、正しいのを選んだつもりが、表示遅延で別のもの選択してしまったということが多い。毎日、大量の文章を書く人にとっては、かなりのストレスになるだろう。文頭作成に特化したマシンだけに、残念だ。この標示遅延は、電子ペーパーディスプレイを採用してことに因るのだが、この点ではDM20が勝っている。

こんな人にオススメ!

このDM30、どんな人にオススメなのかというと、こんな人にオススメ。

・発光するディスプレイが嫌いな人
・ネットの誘惑に負けてしまう人
・ガジェット好きな人

俺はとにかく液晶ディスプレイで書くのが苦痛なので、電子ペーパーディスプレイというのは非常に嬉しい。目が疲れないし、長時間集中もできる。なので、パソコンの液晶が苦手という人は、購入を検討してみる価値あり。

ネットの誘惑に負けてしまう人にもオススメ。正直、集中力の改善は、個人の努力でどうにでもなることだと思うが、いっそのこと書くことに特化したマシンに変更するというのも有効な手段だ。SNSの影響力が高まる昨今、ネットに接続できないマシンで書く時間を大切にするというのも大事なのではないだろうか。

ガジェットが好きな人にもオススメ。観音開きのキーボードだったり、ギミックがおもしろいので楽しい。書くことに特化した、現代のタイプライターだ。お金に余裕があって、書くマシンを気分で変えたいという人は、持っておいて損しない。

まとめ

ポメラシリーズ、特にDM30は人を選ぶマシンだと思う。合う人には合うし、合わない人には合わないと思う。俺は、元からポメラ好きだったこと、電子ペーパーディスプレイが最高なこと、といった理由からとても気に入っている。購入を考えている人は、今日の記事を読んで参考にしてもらえると嬉しい。

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