ドイツ語学習のススメ! ドイツ語って難しい?

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ドイツ語大好き人間の筆者。
今日はそのドイツ語について書こうと思う。
テーマは「ドイツ語は難しいのか?」

筆者はなんやかんやで10年以上のドイツ語学習歴があるので、ぜひ参考にしてもらえると嬉しい。ちなみに、今まで学んだ言語は、英語・フランス語・中国語・トルコ語、そしてもちろんドイツ語の5カ国語だ。いろんな言語を学んで気付いたことは、俺は外国語が好きというより、ドイツ語が好きなんだなということ。今日は、皆が必ず学校で学ぶ英語と比較しながらドイツ語について語っていきたい。

結論

結論から述べると、ドイツ語は簡単。英語の学習歴がある皆さんからすれば、もっと簡単。というのも、ドイツ語は英語よりも日本人にとって簡単だと思うから。英語で学んだ知識も応用できるしね。

ただ、どの言語を学習する際にも言えるけど、上級者や母語並の語学力を手に入れたければ、そりゃもう大変。コツコツ努力していかないと、伸びなくなってくるし。ということで、今回はあくまでも初級から中級者に向けての話。もし、気になる人がいたら、続きもチェックしてみてね。

ドイツ語ってどんな言語?

ドイツ語は西ゲルマン語群に属する言語で、皆のよく知る英語とは兄弟姉妹関係にあたる。話者数は1億3000万人で、イメージ的には日本語の話者数と大体同じ規模。学習するには十分な話者数だ。話されている国は、主にドイツ・オーストリア・スイスの3ヵ国。他にもベルギーやリヒテンシュタイン、ルクセンブルクなんかでも話されている。ネットのウェブサイトの実に6%がドイツ語のページで、英語に次いで2位となっている。これはなにげに重要。ネットでドイツ語検索して、結果が全然なかったらガッカリするしね。

実はドイツ語は日本とも縁がある言語。昔は、大学で勉強するためにはドイツ語が必用だった時期もあるくらい、昔から学ばれている言語。なので、日本でドイツ語学習をするときに、参考書などの入手で困ることはない。ドイツ語由来の日本語もいっぱいあって、医学用語のカルテやクランケ、登山用語のヒュッテやゲレンデなどはドイツ語。政治的な単語もいくつかあって、ゲバルトとか内ゲバ(聞いたことあるかな?)もドイツ語。大学生に一番身近なバイト。これもドイツ語のアルバイトから派生している。

そう、ドイツ語は日本人にとって、とても身近な言語なのだ。

ドイツ語の簡単なところ5点

まずはドイツ語の簡単なところの紹介。

英語の基礎知識が使える

ドイツは英語とは兄弟姉妹関係にあたる。両者の言語の史的発展の経緯から、基礎単語ほどドイツ語と英語は似ている単語が増える。高度な単語になればなるほど、英語とフランス語の似ている単語が増えるんだけどね。ということで、初級学習者にとっては朗報。ドイツ語の基礎単語を学ぶときは、あれ?なんか英単語に似ていると思うことが少なくないはず。例をあげると、本を意味する「Buch」。英語のbookと似ている。他にも、Apfel→apple、Ding→thing、allein→alone、besser→better、 bringen→bring、danken→thank などなど。受験勉強で必死に増やした英語語彙。ドイツ語を学ぶ際にも役立つ。他にも、so〜that構文が一緒だったり。比較の仕方が似ていたり(besser als→better thanの形)。

最初のうちは、これまでに学んだ英語の知識を応用しながらドイツ語を勉強できる。

発音と綴りがほぼ同じ

ドイツ語は発音と綴りがほぼ同じところがめちゃくちゃラク。英語やフランス語だと、なんでその発音なのにその綴りなの?ということが頻発するが、ドイツ語はその点において、超簡単。アルファベットをそのまま読んでいけばいいだけ。なので、読み書きはあっという間にマスターできる。例外は「eu(オイ)」「äu(オイ)」「ei(アイ)」の三つだけ。難しい英単語の綴りを覚えてきた皆さんなら、きっとすぐに乗り越えられるはず!

日本人にやさしい発音

英語のRの発音は、かなり舌を緊張させて巻き舌のようにして発音する。ちなみに筆者はこの英語のRの発音が大嫌い。ドイツ語のRは喉の奥の柔らかい部分を震わせて発音する。なので英語に比べると少し柔らかい印象になり、聞き取りやすい。ドイツ語の話者は、腹から発声を行っている人が多いと思う。なのでとってもハキハキしている。単語のアクセントも語頭にくることが多いので、語調が強く感じられることがあるかもしれないが、これも聞き取りやすさを向上させているように思う。フランス語のようにモゴモゴしてないし、英語のthのような難しい発音もない。強いて言うなら、日本人が苦手なRの発音くらいか。ドイツ語の発音は他の言語に比べると、明朗闊達なのだ。

格変化が4つしかない

人によっては格変化が4つもあると思うかもしれない。学習し始めたころはギョっとするかもしれないが、実は格変化が4つしかないというのは幸運なのだ。格変化が多い言語だと、6格あったり、8格あったりする。
格変化とは、日本語の格助詞「が、の、に、を」を単語の語尾を変化させることによって表すことだ。ドイツ語の場合は主格・属格・与格・対格があり、主格なら主語を表し、与格なら「誰々に」の「〜に」を表す。変化するのは、人称代名詞、不定冠詞、定冠詞、形容詞、男性名詞で、変化のパターンは冠詞・形容詞類で16パターンある。こうやって書くと難しく思えるかもしれないが、慣れてしまえば一生モノ。最初のうちは、夢に出てくるくらいまで、徹底的に頭に叩き込もう。格の概念を一度把握すると、それはもう自由に表現できるようになる。それがドイツ語のおもしろいところでもある。4格しかないので、言語学習経験が少ない人向けでもある。

ドイツ語の語順

ドイツ語は語順がコロコロ変わる。基本文では動詞が2番目に置かれるという原則があり、それ以外の文中の単語は自由に動き回れる。語順によって微妙なニュアンスを変えたりできるのだが、まだ学習し始めたばかりの頃は難しいと思うので、動詞が文の2番目にこればいいという認識でok!ちなみに、俺はドイツ語のこの特徴が一番好き。長い文章になってくると、書くときでも読むときでも、なんだかパズルみたいな気がして楽しい。日本語も語順が比較的自由なので、ドイツ語と共通する部分が多い。なので慣れてくると感覚で語順を決めれるようになる。英語は語順が決まっているので、特に考えずに読んだり書いたりしていたが、ドイツ語は少し頭を使う。始めのうちは、しっかり理解するために、文中の文法要素をすべて書き出すというトレーニングをしたっけな。

ドイツ語の難しいところ3点

ドイツ語の簡単なところを紹介したが、逆にドイツ語の難しいところって何?気になる人はチェックしてみてほしい。

名詞に文法の性がある

ドイツ語には「男性名詞」「中性名詞」「女性名詞」の3つの文法の性がある。これがなかなか厄介だ。どれが男性名詞でどれが中性名詞かといった規則はないに等しい。ということは、コツコツ一つずつ覚えていくしかない。新しい単語と出会ったら、まず確認。忘れてしまったら確認。ドイツ人は感覚で分かるらしいけど、俺には全然無理。母語話者じゃないと一生たどり着けない境地だと思うので、地道に勉強していくしかない。

冠詞、形容詞、動詞の語尾変化

ドイツ語ではいちいち単語の語尾が変化する。英語の場合は、動詞なら三単現のsだけ。一方ドイツ語では、冠詞類が格と文法の性に合わせて変化するし、動詞も人称に合わせて変化する。パっとみの覚える量は多いが、慣れてしまえば問題ない。ただ学習初期は、大きな壁になること必至なので、ここで挫折しないでほしい。

ドイツ語の方言

ドイツ語を日本で学ぶ時には、必然的に標準ドイツ語(Hochdeutsch)になるわけだが、ドイツ語には多数の方言が存在している。俺の住んでる州、ザクセン州は特に方言が強く、地元の人と話すと何言ってるか分からないということが多々ある。学校で習ったアナウンサーが話すようなキレイなドイツ語と、実際に地元民に話されているドイツ語には差がある。とはいえ、ドイツ語学習を始めたての頃には、標準ドイツ語で精一杯だと思うので、あんまり関係ないが。

まとめ

今日は、ドイツ語って難しい?をテーマに書いてみた。言語学習の難易度は、学習者の経験や学習環境等々によって大きく変わるので、一概にドイツ語は簡単と言うのは難しいかもしれない。ただ、筆者は英語の成績はそこそこで、それほど言語学習の才能があるわけではない凡人なので、それでも頑張ればある程度のレベルまではいける。そして、一番大切なのはモチベーションと根気である。ドイツ語は日本で学習されるようになってから長いので、少しだけ齧ったことがある人も多いのではないだろうか。入門レベルなら参考書もいっぱいあるのと思うので、ぜひドイツ語学習にトライしてもらいたい。ドイツ語をこれから学びたいと考えている人の少しでも助けになれば幸いである。

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